全力を尽くすことを勘違いしていませんか?


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こんにちは。ルカです。
 
 
 
 
あなたはいつも
 
「もっと頑張らなきゃ」
 
「もっと自分に厳しくならなきゃ」
 
「もっとストイックになりたい」
 
そんな風に
思っていると思います。
 
 
 
しかし、その反面、
 
「帰宅すると、風呂に入る
 気力もないくらい
 ぐったり疲れている」
 
「布団に倒れ込んで
 寝てしまう」
 
といったように、
 
体はほぼ限界まで
頑張っている
 
こんな状況に
なってはいませんか?
 
 
 
 
このような状態になると、
毎日相当のストレスを受けていると
考えられます。
 
 
 
私も以前、
こんな風に考えすぎて
 
身体の限界を超えて頑張ってしまい、
冬でもないのに風邪を引いて
一週間寝込んだことがありました。
 
 
 
でも、風邪になったからって
仕事が溶けてなくなる
わけではありません。
 
 
 
むしろ、溜まる一方。
 
 
 
寝ている間ですら、
終わっていない作業が気になったり
溜まったメール通知を見て
 
気分は全く休まらない
自分がいました。
 
 
風邪じゃない。
ちょっと調子悪いだけ。
軽いから少しくらい作業しなきゃ」
 
 
風邪を引いて最初の数日は
気になって布団の中で
メールを返したり
していたくらいです。
 
 
だからか、この期間は
全く回復しませんでした。
 
 
 
 
ストレスが免疫系に
悪影響を与えることを
ご存知ですか?
 
 
 
 
ストレス反応により
ホルモン産生のバランスが崩れ、
 
ホルモンによって
情報を受け取っている
免疫に関わる細胞が
 
機能しにくくなったり
逆に過剰反応してしまったりします。
 
 
 
そのため、
風邪を引きやすくなったり、
 
ひどい場合は
アトピー性皮膚炎になったり、
 
もっとひどいと
自己免疫疾患や難病など、
重症になることが
分かっています。
 
 
 
 
風邪を引いて数日たったとき、
風邪の症状もピークに達し、
 
だるさ、発熱、せきで
本当に苦しいと思ったとき
 
「ああ、風邪を引いたんだ」
 
と、やっと
風邪であることを認めました。
 
それと同時に
「風邪を引くほど頑張ったのか…」
と考えたのです。
 
 
そう思ったら、
 
自分の体調を
全く顧みなかった自分が
とてもひどいことをしてきたように思えて
 
 
「よく頑張ったな…」
 
 
と、自然と
自分の体に言っていました。
 
 
 
すると、その翌日、
体調は劇的に回復していました。
 
気分もすごく軽いのです。
 
それからはみるみる回復して
すぐに復活できました。
 
 
 
 
あなたも限界まで
毎回頑張る必要はないとは
思いませんか?
 
 
「全力を尽くしたい」
 
あなたはそう思っている
かもしれません。
 
しかし、
「全力」と「無理をする」を
混同していませんか?
 
 
無理して限界まで頑張れば、
体調を崩すことになります。
 
 
体を壊してしまっては、
治るまで
何もできないですよね。
 
ですから、
体調を崩すまで無理をしたり、
限界を無視して仕事をするのは
賢い選択ではありません。
 
 
 
 
「限界に達しないように
 適宜休みつつ、
 できる範囲で最善を尽くす」
 
 
 
これが、正しい
「全力を尽くす」
です。
 
 
 
 
 
「でも、頑張らないと
気が休まらない。」
 
「休むことに
罪悪感を感じる…。」
 
 
そんなこともありますよね。
 
 
 
この意識を変える
オススメの方法は、
やはり
 
「今までよく頑張った」
 
と自分に言い聞かせて
やることです。
 
 
「頑張った」
 
と過去形にすることで、
 
「もうそんなに頑張らなくていい」
 
というニュアンスを含ませます。
 
 
もし、難しい場合は、
 
「ルカさんがいいって言ってたから
 もう頑張らなくていい」
 
「医学的に休息は大切だから
 頑張らないほうがいい」
 
 
など、自分以外の判断によるものだ
ということにして、
権威性をつけるとよいです。
 
 
 
 
これは心理学で分かっていることで、
 
 
自分で判断が下せないのは、たいてい、
自分の判断で失敗した場合を
恐れているときです。
 
 
こうしたときに
 
「上司の命令だから」
「〇〇先生の判断だから」
 
と、判断に権威性を付加することで
自分の責任を心理的
取り除くことができ、
 
難しい判断を下しやすくなる
というものです。
 
 
 
 
また、「今までよく頑張った」
と言い聞かせるタイミングとしては、
 
・疲れ切って帰ってきた夜
・体調を崩しそうになったとき
 
など、体が限界に近いと
感じたときに行うと効果的です。
 
 
 
元気なのに
「もう頑張らなくていい」
と言われても
ピンときませんよね?
 
 
 
でも、疲れているときに
「もう頑張らなくていいよ」
と言われたらどうでしょう?
 
「そうかもしれないな」
「頑張りすぎなのかも」
 
と納得しやすくなります。
 
 
 
程よく頑張ることは基本なので、
 
頑張りすぎたときに
タイミングをあわせて
自分に言い聞かせるとよいですよ。
 
 
 
 
こうすることで、
私は自分を許せるようになりました。
 
自分にも休みが必要なんだと
分かるようになりました。
 
 
 
すると、今までより
休んでいるにもかかわらず、
 
これまでと
同じ量をこなせているのです!
 
 
よく休んでいるので、
体調も前より良くなりました。
 
自分の時間があるので、
趣味や好きなことに
使える時間ができました。
 
 
恋人と連絡を取る暇もなかったのが
毎晩電話する時間を
確保できるようになりました。
 
 
当然、日中も機嫌がいいので
人間関係も良好です。
 
 
 
 
 
では今日のワンポイント!
 
 
明日、疲れて帰ってきたら、
 
洗面台の鏡を見て
自分のやつれた顔を見ながら
 
「今までよく頑張ったな」
 
と自分に言ってみてください。
 
 
その後、
 
・どれだけ頑張ったか
・いろいろ挑戦しようと思ってきたこと
 
などを具体的に挙げて自分を褒めると
より効果的です。